香りの効果
ふと人とすれ違った瞬間、空気が動いて、
ふわっと良い香りが…
「あ~、何かいい匂いがする~(ぽわ~ん)」
となったことがありませんか?
反対に
近くにいる人の香水が耐えられなくて
ハンカチで鼻をふさいだことはありませんか?
(私はあります。濃い香りには酔っ払っちゃいます。苦笑)
香りのまとい方はなかなか難しいものですよね。
おしゃれの仕上げは香り
と言われていますが、
私はまだまだ使いこなせていないな~と感じています。
スタイリストはおそらくほとんどの人が
仕事のときは香水はつけないと思います。
理由は衣装に香りがついてしまうから。
モデルさんはもっとそうです。
タレントさんの場合は、他の仕事の合間に撮影、
ということも多いので、香水をつけていらっしゃることもあり、
私は、撮影後に衣装の匂いをひとつずつ嗅いで(変態にあらず)
確認後に返却するクセがついています。
だから、鼻をニュートラルな状態に保つ意味でも
香水はつけなくなりました。
でも、やはり、プライベートでは、
香りを楽しみたいな~、
素敵な香らせ方ができたらいいな~と憧れています。
先日、香りにまつわる微笑ましくも
ちょっぴり刺激を受ける話を聞きました。
ネタもとは、
出版社にアルバイトに来ている大学生の男の子。
彼は結構イケメンで女友達も多くモテるタイプなのですが、
気になる子の前では、緊張して話せなくなるという
微笑ましい一面を持っています。
その彼が、同じバイト仲間の年上の女子大生に憧れているので、
私はよくからかっていたのですが、
その日は、私を見かけると、とても、うれしそうに報告に来てくれました。
「かのんさん、今日は○○さんと一緒に仕事をしたんですよ~。」
「へぇ~、よかったね~!話とかできたの?」
「いや~、緊張して、仕事に関係あることしか、話せませんでした。
でも…」(さらに、照れて、うれしそうな笑顔)
「どうしたの?」
「書類をチェックするのに、近づいたとき、
なんかいい匂いがしたんです。」
(幼稚園児みたいな屈託のない笑顔)
彼の話を聞いた途端、
私の中でも、もともと清楚な美人である彼女の輝きが
増した気がしました。
香りにはその人をいっそう深く、素敵に感じさせる効果があるということを
あらためて実感したエピソードでした。
そんなことがあってすぐ、
電車に乗ると、
ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス』
の車内広告が目に飛び込んできました。
そこには、たくさんのイケメン高校生役の俳優さんたちの写真とともに
「いい匂いのする男子校」
というコピーが…
何だか笑えるシンクロニシティ、でした。
香水は究極のパーソナルスタイリング
もっと研究せねば☆
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